日本と似てるようで違う韓国の引越し!

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スヒ
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アンニョンハセヨ🥰 カンナムオンニ、スヒです!

日本でも韓国でも、引越しは本当に大変なことですよね。

大変なので何度も引越しはしたくなかったのですが…私は過去5年間でなんと4回も引越しています😅

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今日は、私が引っ越しをすることになった理由と、韓国の引っ越し文化についてお話ししようと思います!

5年間で4回も引っ越しをした事情…

私は今住んでいる地域に5年前から住むようになりました。

大学生の時は、通っていた学校が東大門(トンデムン)から近かったのでその近くに住んでいましたが、就職して江南にある会社に通うようになり、江南に家を借りることになりました。

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都会の真ん中よりも、公園が近くて静かな場所がいいなと思い、ワンルームよりちゃんとしたマンションに住みたいと考えていました。

そこで選んだのが、以前ご紹介したソウル地図に載せた盤浦(バンポ)公園(Banpo Park)蚕院(チャムウォン)公園(Jamwon Park)の間にある家です!

この5年間で4回も引っ越しをしましたが、すべてこのエリア内での移動でした。

それくらいこのエリアが気に入っていて、これからもこのエリアで暮らしていきたいと思うほどです❤️

最初の引っ越しは結婚を機に、もう少し広い家に引っ越すことになったためでした。

その後の3回の引っ越しは、気に入る家を見つけるために、いろいろ考えながら引っ越しました。

韓国の引っ越しの特徴 1. ポジャンイサ

韓国では荷物が少ないワンルームを除き、ほとんどの場合「ポジャンイサ」を利用します。

ポジャンイサとは、ポジャン(梱包)+イサ(引越し)のことで、業者が荷物の梱包から搬送、新居での荷解きまですべてをしてくれるサービスです。

日本ではプライバシーのために自分の荷物は自分で梱包すると聞きましたが、ここでも韓国人との性格の違いが表れているみたいです(笑)

韓国ではプライバシーよりも利便性を重視する傾向があります。(私もプライバシーより便利さを重視するタイプなので、プライバシーを大事にする日本の方々って本当に興味深いなと思います…!😳)

最近の引っ越し業者は、荷物を運ぶだけでなく、新しい家に合わせて整理までしてくれます。

特に高額な引っ越し業者ほど、この整理をとても丁寧に行ってくれます👍

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↑引っ越し業者は直接訪問して家を見回り、その場でこのように見積書を作成してくれます。引っ越し元と引っ越し先の両方とも、夫婦2人で住む84平方メートルのアパートで、引っ越し費用は約180万ウォンかかりました。

韓国の引っ越しの特徴 2. 悪霊のいない日?

韓国には「悪霊のいない日(손 없는 날)」という日があり、この日は悪霊がいないという迷信があるため、引っ越し料金が少し高くなります。

陰暦では、日にちの末尾が9や0で終わる日なんだそうです!(私もこの概念を知ったのは今回が初めてでした😅)

最近では気にしない人が増えてきたので、昔ほど重要視されていないようですが(私は全く気にしませんㅎㅎ)、偶然私が引越した日がこの日でした。

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荷物を梱包して運んでくださるスタッフの方!

韓国の引っ越しの特徴 3. 引っ越し当日はジャージャー麺!

通常、引越しは朝早くから始まります!

私たちの場合は朝8時から始まり、荷物の梱包や搬出作業が12時頃に終わりました。

それから作業員の方々が昼食をとった後、午後1時から2時頃から新居への搬入、荷解き、整理が始まります。

昼食の時間には、引越しの日に欠かせないジャージャー麺を食べに行きました!

私も、なぜ引っ越しの日にジャージャー麺を食べるのか気になっていたのですが、今回その理由を知りました😊

今では韓国は「デリバリー天国」と言われていますが、昔は中華料理店だけがデリバリーをしていたそうです。

引っ越しの日は忙しくて料理を作る余裕がないので、手軽にデリバリーしてもらえるジャージャー麺が定番になったんですね。

さらに、どこに引っ越しても中華料理店は必ずあり、ジャージャー麺はどこで食べてもだいたい美味しいので選びやすかったとも言われています。

私がストーリーにジャージャー麺の話を投稿したら、「日本では引っ越しの日に蕎麦を食べる」と教えてくださった方がたくさんいました!

韓国と日本、どちらも引っ越しの日に麺料理を食べるというのが本当に面白いですよね😳

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↑私が食べたアワビ入りジャージャー麺!ジャージャー麺はもともと安い料理ですが…アワビが入っているとはいえ、17,000ウォンとは驚きです😅 私の住んでいるエリアは気に入っていますが、物価が高いのが唯一の欠点ですね…。

韓国の引っ越しの特徴 4. 引っ越し後はご近所にトック(お餅)を配る

引っ越し後にはご近所にお餅を配る習慣があります。

もともとは「スルトック시루떡」と呼ばれる、下の写真のように小豆がまぶされたお餅を配るのが一般的でした。

小豆には邪気を払う力があるとされていて、新しい家での邪気や悪運を防いでくれる意味が込められているんですよ☺️

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私はスルトックがあまり好きではなく😅、ご近所の方々にも(少なくとも私が思うには)美味しいお餅を召し上がっていただきたいと思ったので、スルトックではなく、狎鴎亭で有名なお餅屋さん2軒に寄ってお餅を準備しました!

左側は「トスヒャン도수향」というお店で、北朝鮮式のインジョルミ(きな粉餅)を販売しているお店です。

そして右側は「狎鴎亭コンジュトック압구정공주떡집」で黒ゴマインジョルミを販売しているお店です。

この2軒は地元の人々にはとても有名なお店です。

私はコンジュトックには夫が大好きでよく行っていましたが、トスヒャンには今回初めて行きました。お餅は柔らかくて、白い小豆があっさりしていてとても美味しかったです! 😊

お店の情報はインスタグラムにも投稿しましたよ! 😊

最後に…

こうしてお餅を配り終えたら、引越しに関連することはすべて完了🙌

新しい家で、もっと幸せな日々が待っているはずです!

引っ越しは思ったより大変でしたが、お餅を分けてくれたご近所さんからの応援に励まされ、人の温かさを改めて感じることができ、とても嬉しかったです🥺💕

読んでくださった皆さんも、いつも素敵で楽しい日々が続きますように🙏

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